眠りにつく(イントロダクション)

ストレスのある状況では、休息が難しくなることがあります。研究によると、マインドフルネスは体のストレス反応をコントロールし、眠りをサポートすることがわかっています。このメディテーションでは、全身を意識する練習で、よい休息へと導いていきます。

Transcript

困難な時や危機的な状況でよく言われるのが、1日の終わりに緊張を解いてリラックスしたり眠りにつくことの難しさです。普段の状況で休みなく働く経験は誰もがあると思いますが、それを困難な状況下ですることを考えてみてください。家族や友人の健康状態が思わしくなく、お見舞いに行きたくてもいけない人もいるかもしれません。休もうとすると、頭の中で起こりうるかもしれないシナリオが展開し始めたり、あるいはあなたが休んでいるのが、ゆっくりと休むことができない場所だったり、安全と感じられない場所なのかもしれません。夜中の3時に目が覚めてしまって、寝たほうがいいと分かっていても、頭の中で仕事上の問題について戦略を巡らせたり、同僚とのいさかいを再現したりしてしまう人もいるかもしれません。睡眠は、免疫系を含むすべての生理的システムの機能や、回復に重要な役割を果たします。睡眠は健康維持に役立ち、睡眠不足は不安や気持ちの落ち込みの原因になることがあります。休息や睡眠の難しさは、困難な時や危機的状況ではよく見られる反応です。この眠りにつくプラクティスでは、さまざまなマインドフルネスやリラクゼーションのテクニックを使って、休息や睡眠をとるサポートをします。休息や睡眠がとれると、あなたはエネルギーを取り戻して、生活のあらゆる面で回復力が増します。30分の長いプラクティスですので、好きな時にスタートして、いつでも眠りに落ちていただいて構いません。それでは、眠りにつくメディテーションにトライしてみましょう。